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PROKHROVN

007 カジノ・ロワイヤル

英国諜報部に属する敏腕スパイ、ジェームズ・ボンドの活躍を描く人気スパイ・アクションのシリーズ第21弾。原点に戻った今作ではボンドが殺しのライセンスを持つ“007”になる前の物語から始まり、国際テロ組織の壊滅が初任務となるボンドの奔走を活写する。6代目ボンドに『ミュンヘン』のダニエル・クレイグ、ヒロインのボンドガールに『ルパン』のエヴァ・グリーン。豪勢なカジノを舞台に繰り広げられる駆け引きがスリル満点。
英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触を命じられたボンドは、モンテネグロのカジノでル・シッフルと高額の掛け金のポーカー対決を開始する。

「最初の任務は、自分の愛を殺すこと」


愛・・・あらへんがな!

まさか映画が終わっての第一声が「あらへんがな」になるとは思ってもみなかったことですが、ありません、愛。
007になりたての、初々しい、人間味のあるボンドつうのが今回の見所らしく、女にマジで惚れて入れ込むボンドが見られると思っていたんですが。
いや、確かに入れ込んでました(入れ込んで仕事に支障来たしてました)。
でもアレを愛と呼べるかどうか・・・。
というのも、ボンドガールが大して魅力的じゃなかったから、ちうビックリ呪い篭もりまくりの理由からなんですが。
キレイで頭が切れる、それでいて儚さと暗い過去を感じさせる・・・ちう狙いだろうと思うけども、ただのおぼこい女という印象が拭い切れず。
あの女にボンドが惚れるか??
無かったのは、製作側のボンドガールに対する愛か??

おぼこいといえばボンドもね!
仕事がおぼこいです。
00(だぶるおー)に昇進して張り切っちゃってるのは解るけど、爆弾テロ阻止しようとして爆弾テロ以上に人を死なせちゃいかん。
「失敗もするけど一生懸命がんばる007」
これが製作側が意図したボンドの人間味というものならば・・・
まぁ、今回は許す。
いちおう私的には許容範囲内。
駆け出しだからね!昨日今日で00になったんだからね!!
(ここで剥き出しになる私=新人の保身心理)
次回作、ダニエル・クレイグ=ボンドが007らしいボンドになってたら驚く、チワワが1年そこそこで土佐犬になっちゃったくらい驚く。
なので、製作にはおぼこいボンド~享楽仕事人ボンドになる過程を丁寧に描くことを希望。

悪役が想像以上にショボかった事に大変傷つきました。
だって、悪役にはあのマッツ・ミケルセンを起用したんですよ?
どうして途中でおっ死んでしまうような半端な悪にしてしまうのですか!
黒幕とか本気いらねー。
テロ組織の幹部が黒幕て!
だったらボンドが命懸けで対峙したル・シッフル(マッツたん)はどれだけの下っ端だったんだ、ちう話ですよ!
もうね、マッツたんが映画からご退場遊ばした時点で脱力ですよ。
私がマッツたんファンだから、あぁ、もちろんそれもあるさ。
でもそれ以上に、今までのボンドの頑張りは何だったの?

というようなことを延々垂れ流していたら、ツレに「下っ端吊るし上げるのが諜報員の役目だろ」と言われて、ああそうか、ボンド諜報員だったんだ、これはダイ・ハードじゃないんだと納得。

なんだかクサしまくってますが、アクションは素晴らしかったです、アクションは。
アクションに1800円払う価値がありました。
特に、冒頭の「爆弾テロ阻止しようとして爆弾テロ以上に人を死なせ」ちゃうまでの人体チェイス!
一言で言うと、ヤマカシ。
二言目があるとするならば、ヤマカシVSダイハード(ボンドがジョンね)。
・・・いいのか、これで??



追記

ボンドがしくってル・シッフル(マッツたん)に捕まって拷問されちまう場面で、ル・シッフルが「良い体が惜しいな」といってボンドをいたぶる(なぜかボンドは全裸)んですが、ル・シッフルはどーして脱がなかったんですか??

良い体が惜しいな



by c-oichan | 2006-12-04 19:12 | 映画

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