アイランド
メリック「リコール!」
メリック「ナイトメア!」
そうですよね、この映画、リコール対象ですよね。
そうですよね、この映画、ナイトメアですよね。
先生もそう思います。
もはやメリックの劇中台詞ではなく、ショ(asメリック)の心の叫びであったと先生は推察します。
クローンとそれに伴う倫理というのがこの映画のテーマのひとつだったはず。
いくら大味さが持ち味のベイちゃんでも、それだけはきちんと描いてくれると思ってました。
なのに・・・
蓋を開けてみれば「疑惑→脱出→逃亡→戦闘→自由!」みたいな。
思い返して目に浮かぶシーンは「爆破」と「カーチェイス」と「エロス」のみ。
注:先生の嗜好の問題ではありません。
いったいなぜこんなことに・・・。
とはいえ、ショとスティーブ・ブシェミとジャイモン・フンスーという素晴らしいおじさんたちの力を得て、娯楽映画として楽しめる仕上がりとなっております。
ショは相変わらず悪役で、さもありなんといった感じで殺されております。
まあ、いつものパターンですからそれはいいとして、
メガネをクィクィしたり、三角錐のマウスを操ってみたり、顧客を相手に演説をぶってみたり。
なんですか、可愛らしいじゃないですか。
スティーブ・ブシェミは、いい人だった・・・。
唯一破綻なく描かれた人物だったような・・。
ま、あっさり殺されていますがね。
ジャイモン・フンスーはえらく美味しい役どころでした。
常に脂汗をかいておられましたが、それは別にこの映画に出演してしまった自分の俳優としての在り方を憂いてのことではないと信じます。
映画の出来はどうあれ、「ジャイモンかっこいー」てなりますもの。
ショに比べたら確実に美味しいもの!!
という、素晴らしい夏の娯楽超大作でございました。
by c-oichan
| 2005-07-28 15:01
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